墓じまいとは?~見積りから施工完了までの流れを解説~
■ はじめに
墓じまいとは?その意味と背景
かつては「代々守っていくもの」とされてきたお墓ですが、近年では**お墓をしまう=「墓じまい」**という選択肢をとる方が増えています。
墓じまいとは、お墓を撤去し、ご遺骨を別の場所へ移す一連の手続きのことを指します。
この背景には、以下のようなライフスタイルの変化があります:
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距離的・経済的な負担が大きくなった
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子や孫に継承する人がいない
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管理が難しくなった(高齢・施設入所など)
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無縁墓になる前にきちんと供養しておきたい
しかし、墓じまいには「家族との相談」「手続き」「供養」「墓石の撤去」など多くの工程があり、
どこに相談すればよいか・どのくらい費用がかかるのか・どんな流れで進むのかがわかりにくいのが現実です。
本記事では、「墓じまいとは何か?」という基本から、見積り取得〜施工完了までの流れをステップごとにわかりやすく解説します。
初めての方も、この記事を読むことで全体の流れと準備すべきことが明確になりますので、ぜひ最後までご覧ください。
墓じまいを検討する方が増えている理由
実際に一休堂でも、近年は**「墓じまいについて相談したい」**という声が急増しています。
背景には、少子化・高齢化・核家族化といった社会構造の変化があります。
また、永代供養や納骨堂といった新しい供養のかたちが広まったことで、柔軟な選択肢を取れるようになったのも理由の一つです。
このコラムでわかること
本コラムでは、初めての方でも安心して墓じまいに取り組めるように、
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墓じまいの見積りから施工完了までの流れ
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費用の目安
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よくある注意点やトラブル事例
をわかりやすく解説します。
「何から始めたらいいかわからない…」という方も、この記事を読めば次にやるべきことが見えてきます。
ぜひ最後までご覧ください。
■ 墓じまいの見積りから施工完了までの流れ【8ステップで解説】
墓じまいは、ただお墓を片づけるだけではなく、ご先祖様への感謝と供養の気持ちを込めた大切なプロセスです。
ここでは、一休堂が実際にサポートしてきた経験をもとに、墓じまいの基本的な流れを7つのステップでわかりやすく解説します。
① 家族・親族と相談する
まずは、親族間でしっかりと話し合うことが大切です。
墓じまいは一人で決められるものではなく、家系全体の供養のあり方に関わるため、理解と合意を得ることが円滑な進行につながります。
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特に年配の親族には丁寧な説明が必要
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後のトラブル防止のためにも、書面で記録を残しておくのが安心です
② 新しい供養先を決める
墓じまいを行うには、ご遺骨を移す「次の供養先」を決めておく必要があります。選択肢としては:
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永代供養(寺院や霊園が供養を続けてくれる)
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納骨堂(室内型の供養施設)
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樹木葬・海洋散骨(自然の中での供養)
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手元供養(ご自宅での保管やミニ仏壇)
一休堂では、全国の霊園や寺院との提携もあり、ご希望に応じて紹介・納骨代行も可能です。
③ スマホで撮って送るだけ!最短2日でスピード見積り
現地に行く時間がない方でも安心。
一休堂では、スマートフォンで撮影したお墓の写真をLINEやメールで送るだけで、最短2日で見積り結果をご案内できます。
正面、背面、左右の側面の計4枚のお写真でOK。もちろん無料です。
一休堂では、無料で最大5社までの優良企業の比較が可能です。
費用だけでなく、工事内容や対応力も比べながら、納得の業者選びをサポートします。
④ 墓地の管理者に連絡・相談する
現在のお墓がある寺院や霊園の管理者に事前相談するのは必須です。
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墓じまいの許可をもらい「埋葬証明書」を発行してもらう
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改葬する場合は、改葬先の管理者に「受入証明書」を発行してもらう
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離檀する(檀家から外れる)場合のマナーや離檀料の確認
対応は霊園・寺院ごとに異なるため、早めに動くことがポイントです。
⑤ ご遺骨の取り出しと改葬手続き
墓石を撤去する前に、骨壺をご遺骨とともに丁寧に取り出します。
その後、**役所への「改葬許可申請」**を行います。
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必要書類:改葬許可申請書、受入証明書、埋葬証明書など
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一休堂では、役所手続きの代行サービスも対応可能です
⑥ 閉眼供養(魂抜き)を行う
墓じまいの際には、**お墓に宿る魂を抜く供養=「閉眼供養」**を行います。
これは、これまでお守りくださったご先祖様への感謝と、新たな場所への旅立ちを願う大切な儀式です。
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菩提寺または希望の僧侶に読経を依頼
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供花やお線香を用意し、心を込めて供養する
⑦ 墓石の撤去・更地化を依頼する
閉眼供養が終わったら、実際の「墓石撤去工事」が始まります。
この工程では、専門の石材業者が現地に入り、重機を使って墓石の解体・基礎の撤去・更地化までを施工します。
多くの場合、墓地管理者の指定業者、もしくは許可を得た石材店が対応可能です。
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撤去費用は墓石の大きさや立地条件によって異なる
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一休堂では、提携石材店による明瞭な見積もりを無料でご案内
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墓地によっては「施工前の申請」や「完了報告書」が必要な場合もあります
⑧ 新しい供養先へ納骨する
最後に、新しい供養先へご遺骨を納めます。
納骨式を行う場合は、僧侶の読経を依頼し、家族で静かに手を合わせることで、新たなご供養のスタートとなります。
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永代供養なら、以後の管理は寺院や霊園にお任せ可能
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家族が自由にお参りできる納骨堂や樹木葬も人気です
■ 墓じまいにかかる費用の目安
墓じまいにはいくつかの工程があるため、それぞれのステップごとに費用が発生します。
ここでは、一般的な費用の内訳と目安金額をご紹介します。あくまで参考価格ですが、事前に全体像を把握することで、予算の見通しが立てやすくなります。
■ 墓じまいにかかる費用の目安
墓じまいにはいくつかの工程があるため、それぞれのステップごとに費用が発生します。
ここでは、一般的な費用の内訳と目安金額をご紹介します。あくまで参考価格ですが、事前に全体像を把握することで、予算の見通しが立てやすくなります。
項目別|墓じまいの主な費用内訳
項目 | 内容 | 相場の目安 |
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① 閉眼供養(魂抜き) | 僧侶へのお布施 | 2万〜5万円 |
② 墓石撤去・更地化 | 石材業者による撤去作業 | 10万〜30万円(1㎡あたり) |
③ 改葬手続き | 書類取得・申請など | 数千円〜1万円程度 |
④ 遺骨の運搬・納骨 | 新しい供養先への移送・納骨 | 3万〜10万円程度 |
⑤ 永代供養料 | 寺院や納骨堂での供養料 | 5万〜50万円以上(形式により異なる) |
⑥ 離檀料(※必要な場合) | 寺院との関係整理のためのお布施 | 3万〜20万円程度 |
墓じまいにかかる「合計費用の目安」は?
一般的な墓じまいのトータル費用は、20万円〜80万円前後が目安です。
ただし、以下の要因によって変動します:
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墓地の場所(都市部 or 郊外)
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墓石のサイズや基礎の有無
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永代供養先の種類(合同供養 or 個別納骨)
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寺院との関係(檀家か否か)
※一休堂では、現地調査をもとに正確なお見積りを無料でご案内しています。
補助金制度やお得なパッケージプランについて
自治体によっては、墓じまいに関する改葬支援制度や補助金がある場合もあります。
また、一休堂では費用を抑えて安心できるよう、
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閉眼供養〜永代供養までを一括で依頼できる「安心パックプラン」
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石材業者との直接提携による中間マージンカット
など、お得なプランをご用意しています。
見積もりは必ず「複数社」で比較を
墓じまいは一度きりの大きな決断です。後悔しないためにも、費用だけでなく内容やサポート体制を比較検討することが大切です。
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明細が明確に記載された見積書を確認
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墓石撤去費用に追加料金が発生しないか事前確認
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アフターサポート(供養・納骨後対応)の有無
一休堂では、初めての方にもわかりやすい「総額見積り書」をご提示しております。
■ 一休堂ならではのサポート体制
墓じまいは、人生の中でもそう何度も経験するものではありません。
だからこそ、安心して任せられるパートナーの存在が大切です。
一休堂では、仏事・供養・手続きに精通した専門スタッフが、はじめての方にも寄り添いながらトータルでサポートいたします。
無料相談・現地見積もりで安心スタート
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どんな小さな疑問でもOK!電話・LINE・メールでの無料相談を受付中です。
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必要に応じて、専門スタッフが現地に訪問し、実際のお墓を確認したうえで無料でお見積もりします。
※強引な営業は一切いたしません。安心してご相談ください。
煩雑な手続きもすべて代行可能
「役所の手続きが難しそう」「寺院とのやり取りが不安…」という方もご安心ください。
一休堂では、
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改葬許可申請の書類作成・提出
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管理者や寺院との連絡代行
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離檀のマナー・交渉サポート
など、お客様の手間とストレスを最小限に抑えるサポートを提供しています。
提携石材業者による安心・明瞭な撤去工事
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墓じまいの中で最も専門性が必要なのが「墓石の撤去工事」。
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一休堂では、経験豊富な信頼のおける石材業者と提携し、明朗価格で丁寧な作業をお約束しています。
事前に写真や工程説明をご確認いただけるので、「知らない間に進んでいた…」という不安もありません。
永代供養・納骨先のご紹介も可能
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墓じまい後のご供養も、一休堂が責任を持ってご案内いたします。
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関西圏を中心に提携する寺院や納骨施設をご紹介可能で、ご希望に応じた供養スタイルのご提案が可能です。
例:
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永代供養塔への合同納骨
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個別納骨堂でのお預かり
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年忌法要や納骨式の手配も対応可
お客様満足度の高いサポート体制
一休堂では、実際にご利用いただいたお客様から多くの感謝の声をいただいています。
「初めてで不安でしたが、すべて代行していただき本当に助かりました」
「親族との調整にも配慮してくれたのがありがたかったです」
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事前・事中・事後のフォロー体制も万全
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墓じまい後のアフターサービスもご用意しています
■ よくある質問(Q&A)
墓じまいを検討し始めた方から寄せられる、代表的なご質問をまとめました。
不安や疑問を解消し、安心して一歩踏み出せるようご参考ください。
Q1. 墓じまいにはどれくらいの期間がかかりますか?
A. 通常1〜3ヶ月程度が目安です。
ご家族との相談、新しい供養先の決定、閉眼供養、石材店との調整、改葬許可の取得など、複数のステップを踏む必要があります。
ご希望のスケジュールに合わせたご提案も可能ですので、まずは早めのご相談をおすすめします。
Q2. 離檀料って必ず支払う必要がありますか?
A. 法的な義務はありませんが、感謝の気持ちとしてお布施するのが一般的です。
離檀料は「これまでの供養に対する謝意」としてお渡しするもので、地域や寺院によって金額の相場や考え方が異なります。
一休堂では、お寺との関係性や状況に応じたアドバイス・交渉サポートも可能です。
Q3. 改葬許可はどこで申請すればいいですか?
A. 現在お墓がある自治体の役所(市区町村役場)に申請します。
申請には「改葬許可申請書」「埋葬証明書」「受入証明書」などが必要です。
書類作成が不安な方には、申請の代行サービスもご用意しています。
Q4. 遠方に住んでいても対応してもらえますか?
A. はい、遠方の方にも対応しております。
お電話やオンラインでのご相談、現地訪問の代行、LINEでの進捗報告などを通じて、現地に足を運べない方でも安心して進められる体制を整えています。
Q5. 墓じまいをしても、定期的な供養はできますか?
A. はい、永代供養先や納骨堂でも年忌法要などの供養は可能です。
ご希望のタイミングでの供養依頼や、法要の手配・送骨供養などもご相談いただけます。
一休堂では、墓じまい後の供養までをトータルでサポートいたします。
Q6. お墓が古くて誰も管理していないのですが、対応可能ですか?
A. はい、無縁になりかけているお墓のご相談も多く対応しております。
現地調査のうえ、必要な手続きや関係者の特定もお手伝い可能です。
■ まとめ|ご先祖様への感謝と、これからの暮らしをつなぐ「墓じまい」
墓じまいは、ご先祖様の想いをつなぎながら「これからの供養のかたち」を整える大切な節目。
一休堂では、見積もり・現地調査・書類手続き・閉眼供養・施工まで、すべてを一括で対応しております。
「まずは見積もりだけでも知りたい」という方もお気軽にご相談ください。
ご家族にとって納得のいく墓じまいを、一緒に考えていきましょう。
墓じまいは事前準備と信頼できるサポートが成功のカギ
この記事では、墓じまいの流れ・費用・注意点などをステップごとにご紹介してきました。
特に大切なのは、以下の3つです:
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家族や親族との十分な話し合い
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次の供養先の決定
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煩雑な手続きをサポートしてくれる信頼できる専門業者の存在
初めての方でも、ひとつひとつ丁寧に進めていけば大丈夫です。
一休堂は“相談しやすさ”と“手厚いサポート”が強みです
一休堂では、「何もわからない状態でも気軽に相談できる」体制を整え、
現地見積もり・書類手続き・供養先のご案内・アフターサービスまで、ワンストップでご対応しています。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」というご相談、大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください
もし墓じまいについて気になることがあれば、今すぐご相談ください。
📞 無料相談はこちら:06-6167-7919(受付時間:9時~18時)
🌐 問い合わせ フォーム→こちらから(LINEからも24時間受付中)
墓じまいは、家族や故人にとって大切な決断です。
正しい知識を持ち、後悔のない選択をするために、今すぐ行動を始めましょう!